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37件の議事録が該当しました。

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1982-03-01 第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

そういたしますと、実際六十万トン分が国際糖価の倍以上の値段で長期の契約があるわけでございますから、両方をプールした、ミックスしたコストが維持できませんと精製糖企業は非常に困るということで、五十年から五十二年にかけまして数百億以上の赤字を各精糖企業は持ってしまったわけでございます。それでもうこれは何ともならないということで、その割り高豪州糖引き取りを拒否に出たわけでございます。  

渡邉文雄

1982-03-01 第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

そうしてまた別の機会に同じく当時の鈴木農林大臣は、商社金融機関関連をしている、「もっと端的に言うと、精糖企業というのは商社系列の中にさえ組み込まれておるというような指摘もされておる」、こういうことに対するやはり体質改善と申しますか、そういうことが必要だということもはっきりおっしゃっておるわけでありまして、日豪関係もございますけれども、そればかりではないということが審議の過程で指摘をされております

土井たか子

1982-03-01 第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号

こういう新しいシステムが出てきたわけでして、そのことは先ほど申した一番最初の甘味離れということが大きな原因になっているわけでございまして、精糖企業は大変な状況にあろうと思うのです。しかも原糖から製品までワンセットになっている、こういう企業でございますから、それだけに経営多様化というのは非常にむずかしいと思います。  

田澤吉郎

1981-04-15 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号

どもといたしましては今後とも、各精糖企業財務体質あるいは設備削減を含みます業界全体の体質強化ということにつきましての努力を評価し、できるだけその前進につきましての指導、応援を行っていきたいと思っております。  御指摘の雇用問題でございますが、五十二年に砂糖特例法をつくりましたときに附帯決議をいただいております。

渡邉文雄

1981-04-14 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号

(文)政府委員 御指摘のように、明年の三月で現在の砂糖の売戻し特例法の期限が参るわけでございますが、私どもが現在考えておりますのは、現行の糖価安定制度におきましては、先生承知のように、輸入自由化というものを前提にしまして、砂糖国内供給量規制を行わないで国内産糖輸入糖との価格調整、その結果一定の幅の中に砂糖価格を安定させるということを基本としておりまして、その背景といたしましては、精糖企業

渡邉文雄

1980-05-13 第91回国会 参議院 農林水産委員会 第11号

第四の問題は、精糖企業シェアが固定され、中小精糖企業の健全な経営拡大もできない現状で、本法の継続は、この状態をさらに固定化し、大商社、大精糖企業本位の構造改善が進められ、中小精糖企業精糖労働者に一層の犠牲を強いようとしていることであります。  以上、これに尽きるものではありませんが、本法に反対する要点のみを申し上げ、討論を終わります。

河田賢治

1980-05-08 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号

先ほども申し上げましたように、それぞれ精糖企業は、膨大な不動産、株券等資産処分を行って、含み資産を吐き出すという形でまず荷を軽くするという努力をやったわけでございますし、また一、二の企業では新鋭工場委託生産で集中するという方策もとられたわけでございますが、やはり業界全体としての過剰設備処理についてはなかなか成果を上げていない。

森実孝郎

1980-05-08 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号

さらに、設備削減具体的手法といたしましては、精糖企業の中には商社系列企業でグループ化しているものもある、それ以外の独立したものもあるということなので、商社系列企業につきましてはグループごとに、他の企業については横の提携を通じまして、企業の合併、統合による生産集約、しかる上での過剰設備地域別の解消、それからもう一つは、業務提携による委託生産とかブランドの統一等を予定しているようでございますが、業務提携

森実孝郎

1980-04-02 第91回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第4号

その一つの例に、精糖工業会とそれから精糖企業に働く労働者とのいわゆる団体交渉を保障するような形、労働組合は一本になっておるわけですが、それに対する精糖工業会がそれに対応するような形になってない。いろんな意味幹事会だとかその他つくられておるようですが、必ずしもそういう労働条件等について中央段階で話をするというようなかっこうになっていない。

坂倉藤吾

1980-04-02 第91回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第4号

確かに、精糖企業については商社影響力が大きいということは、私は事実だろうと思います。ただ、現実の問題としてはやはり、端的に申しますと、原料についての金融という問題が一つ原料入手という問題が一つあるわけでございます。それに伴ってかなり債権を保有している。商社としても、精糖企業に対してかなり債権保全的な立場で関与していかなきゃならぬということであります。

森実孝郎

1980-03-24 第91回国会 参議院 予算委員会 第14号

坂倉藤吾君 農林水産省が各精糖企業別に溶糖のいわゆるシェア割りをしている。そのシェア割りがその割り当てられた企業で消化ができない。できない分が農林水産省に、これはできませんということで相談があった。当然それはその部分について全社に配分をするのがいわゆる農林水産省の売り戻し特例にかかわる任務じゃないんでしょうか。

坂倉藤吾

1979-03-28 第87回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号

それから国内糖業のもう一つであります精糖企業に対しましては、砂糖需給の停滞、それに基づきます過当競争、さらには割り高豪州糖引き取り等という事態のもとで巨額な累積赤字を抱えていたために、先ほど申し上げました砂糖売戻し特例法を施行いたしまして業界の混乱の回避を図り、さらに将来に向けての業界安定化の基礎を築くような措置を講じておるところでございます。

犬伏孝治

1978-09-27 第85回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号

それから徐々に低下をいたしまして、国内では、精糖企業過剰施設による過当競争のもとに置かれている関係から、価格が低迷をいたし、値崩れをいたしております。昭和五十一年の十二月から五十二年の五月まで糖価安定法に基づきます指示カルテルを実施いたしまして、価格はやや持ち直したのでございますが、そのカルテルが終了いたしました六月以降再び値崩れをしておるわけでございます。

犬伏孝治

1978-09-27 第85回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号

それから、国内糖価関係でありますが、御承知のように、糖価安定事業団売買操作によりまして、国際糖価変動から国内糖価を守るという形で制度が仕組まれておりまして、国内糖価変動要因としてはむしろ精糖企業過剰設備をどのように処理していくか、精糖企業体質改善をいかに図るかということとの関連がございますが、当面は砂糖特例法によりまして、需給計画を立てて、需要に見合った形での輸入数量調整をいたしておりますので

犬伏孝治

1978-04-25 第84回国会 衆議院 商工委員会 第23号

馬場説明員 商社精糖企業とのかかわりの問題でございますが、御承知のように、わが国の砂糖の大体八割は輸入でございます。しかもこれは世界の自由市場から購入しているわけでございます。したがいまして、海外の各国からそのときの自由市場価格で原糖手当てするということが必要になってくるわけでございますので、精糖業としては、当然その原料手当てに自分で乗り出すということは非常にむずかしゅうございます。

馬場久萬男

1977-11-22 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第7号

国務大臣鈴木善幸君) 先ほどの答弁で欠落をした分をまず申し上げますが、今回の法改正によって三年間の間に精糖企業の現在の経営過当競争等の問題、こういう体質改善をして健全な姿に持っていくという努力を私どもするわけでございますが、その三年経過した時点においてどういう事態になるか、十分この法律改正で企図いた、しましたような成果が上がっていくかどうか、その時点でこれは判断をしなければならない問題でございますけれども

鈴木善幸

1977-11-22 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第7号

国務大臣鈴木善幸君) 商社精糖企業の間には、いままで原糖の輸入商社がやってきておる、そしてその輸入したものを精糖企業にこれを配分をしておる、売り渡しておる、こういうような関係がございまして、だんだん商社精糖企業との間に非常に深い関係がそこに形成をされてきたということは事実でございます。

鈴木善幸

1977-11-17 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

政府委員杉山克己君) 精糖企業の代表的な組織、全体の団体としては精糖工業会というのが一番大きく影響力を持っているわけでございます。これが中心になることは間違いございませんが、先生がいまおっしゃられましたようなほかの中小組織に属するもの、あるいは全く組織に属しない企業もあるわけでございます。それらの意見も反映するようにメンバーの構成は考えていくべきだと考えております。

杉山克己

1977-11-17 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

国務大臣鈴木善幸君) 私は、こういう精糖企業が非常な経営悪化に悩んでおって破綻寸前にあるような状況、これが生産農民に対して常に不安を与えておる、こういう点が改善されれば生産農民の方々もその生産の面に悪影響のないという、障害がそこに取り除かれることになるという立法の趣旨提案趣旨をただいまるるお話を申し上げたわけでございます。  

鈴木善幸

1977-11-17 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

ただ、現実にこれだけ精糖企業と深くかかわり合っている、また商社自身輸入窓口であるということからすれば、そのかかわり合いを全くなくするということはこれは考えられない。ただ今日、商社のかかわり方について考えなければいけないのは、商社というのはとかくシェア拡大を一番重点に営業方針を貫くというところが見られます。その点、精糖企業加工企業でございます。

杉山克己

1977-11-15 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

政府委員杉山克己君) 私、農業生産振興対策、それからビート等価格政策の面におきましてこれは基本的な配慮は当然いたしておりますということを前提にして、しかしそういった政策をせっかくとっておりながら、精糖企業が業績悪化するためにそこのところが損なわれかねない、その悪影響を防止するという意味で申し上げているわけでございます。

杉山克己

1977-11-15 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

政府委員杉山克己君) 精糖企業が資金繰りが非常に苦しかったので、一般的にもでありますが、特にその時期に日銀特融が受けられないかという陳情、要望を出したということは承知いたしております。ただ、そのことについて農林省が特別にその日銀等窓口規制についてどうのこうのというようなことまで取り計らったということは、私自身が昨年の十一月に局長に就任しておったわけでございますが、ございません。

杉山克己

1977-11-01 第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

というのは、精糖企業というものの体質でございますけれども、紡績のように紡錘を何個カットすることによって処理ができるというような単純なものでございませんで、この体質改善にはいろいろなほかのファクターを入れていかなければならない。そういう意味から数字をずっと追ってまいりますと、二割を割ってしまうというのが限界でございます。

海江田一郎

1977-10-26 第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

さらにまた、御心配なさっておりますように、精糖企業はいずれを見ましても大変経営悪化をいたしておりまして、辛うじて商社のてこ入れによって企業運営をされておる。金融機関なり商社なりというものの手を離れた場合には、いずれの精糖企業ももうあしたがないような深刻な状況下にあるわけであります。

鈴木善幸

1977-10-26 第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号

系列の薄いもの、あるいは系列下になかった大分県の精糖企業であるとか東海精糖であるとか、そういうところが脱落をしていった、こういう状況下にございます。そういうようなことで、私どもはまず精糖業界が今後安定できるような措置を講じなければならないということを含めて、今回御提案を申し上げておるわけであります。

鈴木善幸

1977-10-05 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第1号

四十九年の欄のところに括弧書きがございますが、これは精糖企業から支払われた奨励金、これを加算して実質農家手取りということで合計した数字を出しているわけでございます。本体価格最低生産者価格は一万一千百十円で、これに三千八百九十円の奨励金が加えられて一万五千円の手取りということになるわけでございます。それから事業団てん菜糖買い入れ価格は、右にありますように、現在は二十万円を超しております。  

杉山克巳

1977-10-05 第82回国会 参議院 農林水産委員会 第1号

それから精糖業の不況も一段と深刻になってまいって、累積赤字精糖企業全体では千数百億をしょっている、中には倒産寸前のものも見られるというような状況で、猶予が許されない事態になっております。そういう事態もありまして切迫しておりますので、できるだけ早期にということで、現在は従来とはやや違った急いだ観点でこの問題を処理したいと考えております。

杉山克巳

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